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厚生労働省は「老人の日」の15日時点で100歳以上の高齢者が全国で6万9785人に上ると発表しました。人生100年時代と言われており、健やかに生活を送れる健康寿命を延ばすことが課題となっています。適度な運動、適切な食生活、禁煙を心掛け、健康寿命をのばし、最期まで元気に健康で楽しく毎日を過ごしていきましょう。
“厚生労働省は14日、全国で100歳以上の高齢者が「老人の日」の15日時点で6万9785人に上ると発表した。2017年から2014人増え、48年連続で過去最高を更新した。医療の進歩や健康志向の高まりで10年前に比べて約2倍に増え、女性が6万1454人と88%を占めた。
厚労省によると、国内最高齢は福岡市の田中カ子(かね)さんで115歳。男性の最高齢は北海道足寄町の野中正造さんで113歳。人口10万人あたりで最も多い都道府県は島根県の101.02人で6年連続トップ。鳥取県(97.88人)、高知県(96.50人)が続く。最も少ないのは29年連続で埼玉県(32.90人)だった。100歳以上の高齢者は国が表彰制度を始めた1963年は153人だったが、98年に1万人を突破。年間3千人ペースで増加を続けている。厚労省高齢者支援課は「人生100年の超高齢化時代を迎えており、健やかに生活を送れる健康寿命を延ばすことが今後の課題だ」と話す。
18年度中に100歳を迎えるのは17年度比144人増の3万2241人。女性が2万7788人と86%を占める。都道府県別では東京の2755人が最多。国はお祝い状と記念品の「銀杯」を贈る。銀杯は税金の無駄遣いを点検する「行政事業レビュー」で廃止を求められたのを機に、16年に純銀製から合金に銀めっきしたものに変えた。”(引用:https://r.nikkei.com/article/DGXMZO35359060U8A910C1CR0000?s=2)
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。健康寿命と平均寿命の差は、日常生活に制限のある健康ではない期間を意味します。この差は2016年において男性8.84年、女性12.35年でした。
要介護、要支援状態になった要因として、脳血管疾患、認知症、高齢による衰弱、骨折・転倒と続きます。また、約6割の方が生活習慣病生活習慣病で亡くなっています。
健康寿命を延ばすことを目的とした活動にスマートライフプロジェクトがあります。スマートライフプロジェクトとは「健康寿命をのばしましょう」をスローガンに、国民全体が人生の最後まで元気に健康で楽しく毎日が送れることを目標とした厚生労働省の国民運動です。この活動では、生活習慣病を予防し健やかな生活を送るため、適度な運動、適切な食生活、禁煙の3つのアクションを提案しています。また、それに加え健診・検診の受診が新たなテーマに加えられました。
毎日10分の運動、1日プラス70gの野菜、禁煙を心掛け、健康寿命をのばし、最期まで元気に健康で楽しく毎日を過ごしていきましょう。
(参考:http://www.smartlife.go.jp/)