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在宅医療を担う人材育成へ 愛知医科大学
2018/10/24

 

”佐藤啓二学長は愛知医科大学の新病院建設委員会の委員長を務めた。緩和ケア病棟を造りたかったが、「リーマン・ショック」などの影響があり、実現できなかった。「今でも残念だ」と言う。そこには、「大学で高度急性期医療、急性期医療だけを教えているだけでよいのだろうか。終末期の医療を教育し、人の一生の最後を理解させないと患者に寄り添う医療はできない」という強い思いがにじむ。

 ◇「在宅家庭医療学」開設へ

新たな取り組みが始まっている。「在宅家庭医療学」の開設だ。医療体制があまり十分ではない地域で、在宅医療を担う人材を育て、その地域に貢献できるようにする。豊田市の山間部に位置する足助地区で、地元の愛知県厚生農業協同組合連合会足助病院をベースにして医学生の実習を行う計画を進めている。

家庭医療を担当する医師が医学生を連れて在宅の患者を回る。「患者の活動性はどうか、栄養状態はどうか、認知症の程度はどうか、虚弱(フレイル)の程度はどうかなどを評価する」。看護師や薬剤師、理学療法士らの協力も不可欠で、診療看護師(NP)の養成も担う同大学にとって、実践力を身に付ける教育環境が整うこととなる。

◇モデルケースつくる

学生たちは「現場では何が必要なのか」を自ら考え、週末には大学でケースカンファレンスに臨む。佐藤学長は実習のもう一つの意義について「今の医療、介護制度で利用できるものは何か。そういった制度的なものも理解させなければならない。学生時代にそういう教育をすることで、人材が育っていくきっかけになる」と語る。

足助地区をフィールドにした試みは、早ければ2018年度中にも開始のめどが立つ見込みだ。佐藤学長は「教員が教育を兼ねて活動することで足助地区の在宅患者を支え、将来を支える人材が生まれていくことに価値がある」と述べた上で、「うまくいけば、モデルケースになる。全国の大学で展開していけば、医療施設が十分ではない地方を支えることができる」と力を込める。”

(引用:https://medical.jiji.com/topics/730

 

在宅と入院中では必要なケアや視点が異なってくることもあります。

そして病院だけではなく、地域で活躍する医療スタッフは不可欠です。

地域で安心して生活して行けるよう、サポートをしていくとともに、人材の育成にも関わっていき、全国、どの地域に住む方も同じように安心して過ごせる社会作りに貢献していきたいです。

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