軽度認知障害 適切な治療で回復

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軽度認知障害 適切な治療で回復
2018/11/18

認知機能の一部に問題があり、物忘れなどあるものの、日常生活への影響はほとんどない状態を指す「MCI」が注目されています。MCIを放置しておくと1年間に10~15%の人が認知症に移行するとされています。身の回りのことは自身で行い、人との付き合いも続けるなどして、認知症への進行を防ぎ元気に過ごしていきましょう。

 

 ”健常者と認知症の中間の段階に当たる「軽度認知障害(MCI)」が注目されている。厚生労働省の推計では、2012年時点で65歳以上の高齢者のうち約462万人が認知症で、認知症予備軍であるMCIも約400万人に上るという。東京大学医学部付属病院(東京都文京区)神経内科の岩田淳講師は「MCIの半数が回復可能なので、本人や家族、医療者が一緒に、早期発見や進行阻止に取り組むことが大切です」と強調する。

▽年に10%以上が認知症に
MCIとは、認知機能の一部に問題があり、本人や家族から物忘れなどの訴えもあるものの、日常生活への影響はほとんどない状態を指す。しかし、MCIを放置しておくと1年間に10~15%の人が認知症に移行するとされている。

岩田講師は「実際はもっと多くの方が認知症に進行しています。ただ、認知症を引き起こす病気が原因でなければ、治療は可能です」と話す。脳腫瘍や正常圧水頭症、脳血管障害などに加え、軽度のうつも認知機能を低下させることがあるが、適切な治療を受ければ物忘れなどが軽くなる可能性がある。

▽日常的な努力も効果
磁気共鳴画像装置(MRI)などによる脳検査で、アルツハイマーなど認知症につながる病気が見つかった場合は、経過観察となるのが一般的。その後、進行して認知症と診断された段階で薬物治療が始まる。
ただ、MCIの段階で認知機能の低下に気付けば、日常的な努力を続けることによって認知症への進行を遅らせることはできる。例えば、面倒がらず人付き合いを続けることや、出無精にならず積極的に外へ出掛けるといったことだ。
また、認知症同様、MCIについても進行を止めるための薬の研究開発が盛んに行われており、こうした薬の臨床試験に参加する方法もある。岩田講師は「試験で有効な新薬に出合える可能性もありますし、日常的な努力でも認知症の進行を5~10%遅らせる効果があるとされています。定期的に病院で診断を受けることも、症状の悪化防止につながるはずです」としている。”

(引用:https://medical.jiji.com/topics/769

 

2012年の時点で認知症患者数は462万人でしたが、2025年には約700万人になると見込まれています。
物忘れが増えてきたら、一度医師に相談してみてください。そして、人付き合いを続けることや、積極的に外に出るなどの日常的な努力を続けていきましょう。ご家族の方と一緒に暮らしている方は、家事や身の回りのことなど、やってもらうということもあると思います。しかし、出来ることは自身で行なうということも認知症の進行予防に効果的です。身の回りのことは自身で行い、人との付き合いも続けるなどして、認知症を防ぎ元気に過ごしていきましょう。

 

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