3年後の介護リスクは? 新指標「元気度」船橋市が導入

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3年後の介護リスクは? 新指標「元気度」船橋市が導入
2019/01/02

千葉県船橋市が、全国で初めて高齢者の健康をチェックする「指標」を作成し、注目を浴びています。

 

高齢者の健康状態を細かく把握しようと、千葉県船橋市は、独自の指標「元気度」を全国で初めて導入します。3年後の要支援・要介護リスクなどを表す「元気度」のほか、運動や口の機能の低下度合いを高齢者に把握してもらい、蓄積したデータを健康づくりや介護予防につなげていきたい考えです。

 

<船橋市の元気度チェックの例(はい、いいえで回答)>

 

・バスや電車を使って1人で外出できますか

・日用品の買い物ができますか

・預貯金の出し入れが自分でできますか

・階段を手すりや壁をつたわらずに上っていますか

・椅子に座った状態から何もつかまらずに立ち上がっていますか

・15分くらい続けて歩いていますか

・この1年間に転んだことがありますか

・転倒に対する不安は大きいですか

・BMI(体重÷身長÷身長)が18.5未満ですか

・昨年と比べて外出の回数が減っていますか

 

この10項目に、市が開いている「ふなばしシルバーリハビリ体操教室」への参加の有無や、運動や口で噛んで飲み込む口腔(こうくう)機能の低下度合いなどを加えた、計22の質問に答える「市健康スケール」を考案しています。こういったスケールを取り入れることで、要支援者予備軍や低栄養状態の人を把握できるようにしています。

 

市保健所健康づくり課は、「予備軍を把握するなど早期に対応することで、要支援・要介護者の減少につなげていければ」と話しています。

 

また、松戸徹市長は「これまでは(高齢者についての指標は)高齢化率が中心だった。ただ『自分は元気だ』というお年寄りも多く、その『元気の状況』を計る大切な概念としていきたい」と語っています。

 

(引用URL:https://digital.asahi.com/articles/ASLDZ7KSXLDZUBQU009.html?rm=483

 

新しい年が明け、ご自身やご家族の健康を願う方も多くいらっしゃると思います。

このような地域の取り組みを利用しながら身体の様子にアンテナを張り、病気やケガの早期発見につなげ、本年も元気に過ごしていきたいものですね。

 

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