固形燃料使用でCVD発症リスクが上昇

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固形燃料使用でCVD発症リスクが上昇
2018/09/07

固形燃料を使って料理をすると空気が汚染され、CVDによる早期死亡につながる可能性があると以前から言われていたが、心血管疾患との関連が報告されました。遠赤外線を使用した炭火焼料理は美味しいですが、食べる頻度や内容も考えたほうが良いですね。
避けられるリスクは避け、いつまでも元気に過ごしましょう。

 

” 料理で石炭や薪、木炭などの固形燃料を長期間使用することが、心血管疾患(CVD)による死亡リスクの増加と関係しているという研究結果が、欧州心臓病学会(ESC 2018、8月25~29日、ミュンヘン)で報告された。研究チームの1人である英・University of OxfordのDerrick Bennett氏は「料理で固形燃料を使っている人は、なるべく早く電気かガスに切り替えるべきだ」と述べている。

炭による空気汚染がCVDにつながる?
固形燃料を使って料理をすると空気が汚染され、CVDによる早期死亡につながる可能性があると以前からいわれてきたが、これまで明確なエビデンスは示されていなかった。今回の研究では、料理における固形燃料の使用とCVD死亡との関連に加え、固形燃料からクリーン燃料(電気、ガス)に切り替えた場合の潜在的影響を調べた。
同研究は2004~08年に中国の34万1,730人(30~79歳)を対象として実施。料理をする頻度と、使用している主な燃料について尋ね、固形燃料への曝露時間を推計した。週に1回以上自宅で料理し、かつCVDに罹患していない人に解析対象を絞り、死亡登録と病院の記録から2017年までの死亡率を算出した。
解析対象者(平均年齢51.7歳、女性75.7%)の22.5%が主に固形燃料を30年以上、24.6%が10~29年、53.0%が10年未満使用していた。10年未満の使用者のうち、45.9%は固形燃料を一度も使ったことがなく、49.1%はベースライン以前に固形燃料からクリーン燃料に切り替えていた。また、340万人・年当たり8,304人がCVDにより死亡した。
電気、ガスへの切り替えでリスク低減
教育歴、喫煙、その他のCVDリスク要因で調整した結果、固形燃料への曝露が10年長くなるごとにCVD死亡リスクは3%増加(95%Cl 1~4%、P=0.0002)、30年以上の固形燃料使用者は、10年未満の使用者よりもCVD死亡リスクが12%高かった(同3~21%、P=0.0045)。

さらに、固形燃料を使用し続けた場合に比べ、固形燃料からクリーン燃料に切り替えた場合、CVD死亡リスクが低下することも明らかになった。切り替えが10年早いと、CVD死亡リスクは5%下がった(95%Cl 1~8%、P=0.0067)。また、切り替えて10年以上経過すると、CVD死亡リスクは常にクリーン燃料を使用した場合と同等だった。

以上から、長期にわたり料理で固形燃料を使うことは、CVD死亡のリスク増加と関連が見られ、クリーン燃料への切り替えでリスクが抑制できる可能性が示唆された。”

(引用:https://medical-tribune.co.jp/news/2018/0907515757/)

 

心血管疾患はが癌と同様に、自覚症状がないまま進行し、症状が現れた時には重症となっており、時には死に至る危険性の高い病気です。心血管疾患は日本の場合、65歳以上の女性における死亡原因の第1位であり、生活習慣病、家族歴、喫煙の方に多い病気です。治療法として薬物療法や必要に応じ手術療法、生活習慣の改善等があります。
生活習慣の改善によって発症のリスクは減らせます。
遠赤外線を使用した炭火焼料理は美味しいですが、食べる頻度や内容も考えたほうが良いですね。
避けられるリスクは避け、いつまでも元気に過ごしましょう。
 

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