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防げ熱中症 部屋に室温計常備、28度超でエアコンON
2019/06/26

熱中症の搬送者のうち、半数近くが高齢者です。一人暮らしの場合、119番通報の判断が遅れる危険性があります。どういった予防策があるのでしょうか。

 

「居間のテレビの上などに室温計を置く。28度を超えていればエアコンをつける」ことを提案するのは、帝京大学の三宅康史教授(救急医学)です。

日本救急医学会は、2012年夏の3カ月間に全国103の救急医療施設を熱中症で受診した2130例について分析しまいした。分析によると、65歳以上の高齢者では、自宅にエアコンを設置していても使っていない患者が最も多かったといいます。

 

また、搬送先で診断された「重症度」から見ても、「エアコン使用中」「エアコンの設置なし」に比べて、設置しているが使っていない患者の方が重症者が多いことがわかりました。エアコンを設置していない患者は若い人が多かったといい、回復が早く軽症にとどまったとみられます。

「熱中症に対して、最終的にはエアコンが特効薬。高齢者にエアコンのスイッチをどう入れさせるかが重要になる」と三宅教授。

 

例えば、午後2時に誰かが電話を入れて室温計の表示温度を聞き、28度を超えていればスイッチを入れさせる方法です。「本人が暑いと感じたら、ではなく、基準とする室温を超えたら自動的にエアコンを動かす仕組みにした方がよい」と話しています。

暑くなったからといってエアコンのスイッチを入れても、故障していたり、かび臭かったりする場合もあります。本格的な夏を迎える前に点検や試運転をしておくことも大事です。

 

人間の体内の水分の割合は、乳幼児が7~8割、大人は6割、高齢者になると5割程度で加齢とともに減っていきます。高齢者は、のどの渇きの感じ方が衰え、体の水分も不足がちになります。頻尿や尿漏れを避けるため、あえて水分摂取を抑える人も多いといいます。また、乳幼児は、体そのものが小さく体温調節の働きが未発達なため、暑さの影響を受けやすいという。

 

人間環境大学の朝山正己特任教授(温熱生理学)は、「のどの渇きの感覚が乏しくなる高齢者は、時間を決めて適宜、水分をとる必要がある。乳幼児も保護者がこまめに注意した方がよい」と話しています。

 

人間の体は、水分と塩分のバランスが一定に保たれている。水分が減れば、塩分濃度が高まるため、水を飲みたくなる。塩分が失われれば、塩分がほしくなる。「水も、必要でない時はたくさん飲めない。何をおいしく感じるかで、何が体に必要かが分かる」と朝山特任教授は言います。

 

元気な時、含まれる塩分の濃度が高い「経口補水液」を口に含むと「おいしくない」と感じます。「まずは、近くに水とスポーツ飲料の2種類を用意しておくとよい。それを少しずつ飲むことが大事です。

 

水分であれば、何でもよいのか。暑い夏に冷たいビールは格別だが、水分補給には適しません。冷たい分、体温を下げる効果はあるりますものの、含まれるアルコール分が代謝される時などに熱が出て、体温を上げてしまいます。また、利尿作用で尿として水分が出ていくため、水分を取ったつもりでも逆効果になります。酒を飲んだ後は、なおさら水分補給が必要になりますので、注意しましょう。

 

心臓病や腎臓病などで水分や塩分の摂取を控えている人は、注意が必要です。れぞれの病状で対応が変わっていきます。あらかじめ、かかりつけ医、訪問看護師と相談をしておきましょう。

 

(引用URL:https://digital.asahi.com/articles/ASM6661MKM66OIPE039.html?rm=632

 

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