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日常生活で水分摂取が少なくなったり、運動不足になると便秘したすい人も多いですが、実は便秘も病気の1つであることをご存知でしょうか?
自発的な排便が週に3回未満だったり、4回の排便のうち1回以上で強くいきんだりするなど、便秘症6項目のうち、2つ以上あてはまると「便秘症」と診断されます。
<便秘症の6項目>
a、排便の4分の1超の頻度で、強くいきむ必要がある
b、排便の4分の1超の頻度で、兎糞状便または硬便である
c、排便の4分の1超の頻度で、残便感を感じる
d、排便の4分の1超の頻度で、直腸肛門の閉塞感や排便困難感がある
e、排便の4分の1超の頻度で、用手的な排便介助が必要である
f、自発的な排便回数が週に3回未満である
ただし、この基準を満たさなくても、「便を十分量かつ快適に排出できない状態」で生活に支障があれば、治療するのが望ましいとされています。
順天堂大教授によると、食生活やトイレの行き方から変えていくことも大切で、野菜やフルーツで食物繊維を積極的にとること、納豆やみそ汁などの発酵食品も便秘に良いそうです。座り方にもコツがあり、朝の決まった時間にトイレに行くことや、直腸から肛門までをまっすぐにして便を出しやすくするよう、前かがみに座るよう心掛けることも良い方法です。
毎日出る必要はなく、おなかの張りや残便感など考えるだけでストレスになってしまうこともあります。心身ともにストレスを溜めないために、ある程度諦めて便秘と付き合っていくことも大切です。
(引用:https://www.asahi.com/articles/ASLCY5GK8LCYUBQU00N.html?iref=pc_ss_date)
便秘は人に話すのが恥ずかしい、日常的なことなので後回しにしてしまう、などが起こりやすいものです。ほかの病気と関連している場合もありますので、便秘も病気という自覚を持ち、積極的に関心を持つようにしていきましょう。