一見「風邪」だが実はちがう 受診すべき6つの症状

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一見「風邪」だが実はちがう 受診すべき6つの症状
2019/01/12

風邪はありふれた病気ですが、「汗をかくと風邪が治る」「風邪は抗生物質(抗菌薬)で治る」など、間違った認識を持っている方が意外にも多いものです。

 

そこで風邪に詳しい総合診療医・感染症医で北海道科学大学薬学部客員教授の岸田直樹さんに、誰もが知っておくべき「医療機関に行くべき症状」を解説していただきました。

 

1. 38℃以上の高熱が3日以上続く

風邪をひいて初日に38℃を超える高熱が出ることがあります。しかし、風邪による高熱は長くても2日くらいしか続かないことが多く、「3日続いたら、ウイルスではなく、細菌による感染症の可能性が高まります」と岸田さんは指摘します。

また、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、肺がん、間質性肺炎など、肺に持病がある人が38℃以上の熱を出したときは3日待たずにすぐに受診したほうがいいでしょう。急性増悪といって急に症状がひどくなることがあります。

 

2. いったん良くなりかけてぶり返す

風邪のウイルスによって鼻やのどの粘膜が炎症を起こすと、免疫力が落ちて細菌に感染しやすくなってしまいます。「体調悪化のピークが2回あることから、これを『2峰性(ほうせい)の病歴』と言います。最初は咳、鼻水、のどの痛み、発熱の症状が出て、いったん良くなりかけたのにその後、数日してから再度発熱するなど体調が悪化します。その場合、1峰目は風邪、2峰目は2次的に細菌感染した可能性も考えられます」。

 

3. 寒くてガタガタ震える

発熱すると寒さを感じやすくなるものです。それにはランクがあり、最も強いものはガタガタと体が震え、止めようと思っても止まらないものもあります。これを医学的には「悪寒戦慄(おかんせんりつ)」と呼び、風邪でこのような状態になることはめったにありません。「細菌感染している可能性が高まります」と岸田さんは指摘し、悪寒戦慄がある場合は、早めの受診がおすすめです。

 

4. のどに痛みを感じるのに、つばを飲み込んでも痛くない

風邪でのどが痛くなるのは、のどの入り口にある扁桃(へんとう)腺がウイルスに感染しているため。食べ物やつばを飲み込むと痛みを感じます。一方、のどが痛いのに、つばを飲んでも痛くない場合は風邪ではない可能性が高いです。岸田さんによると、「例えば、心筋梗塞で首が痛いと感じることがあります。放散痛といって、痛みが首や肩、のどなどに放散することがあります」。

 

5. 咳をすると胸が痛い、痰(たん)に血が混じっている

風邪をひくと粘膜が炎症を起こすため、細菌に感染しやすくなります。成人の場合、最も多いのは肺炎です。細菌性の副鼻腔炎や中耳炎を起こすこともあります。

 

6. 咳が3週間以上続いている

風邪が治った後に咳の症状だけ長く続くことがあります。最も多いのは「感冒後咳(かんぼうごせき)」という風邪の残り火のようなもので、この場合は2週間程度で自然に治っていくことが多いです。一方で、「最初から咳だけというのは心配です。また、咳が3週間以上続くときも要注意。医療機関を受診したほうがいいと思います」と岸田さん話しています。

 

(引用URL:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO39429220X21C18A2000000?channel=DF140920160927&n_cid=LMNST002

 

すぐ治ると思いがちな風邪ですが、実は風邪に似ている大きな病が潜んでいる可能性があります。いつもと違うな、と感じたら医師や看護師に必ず相談しましょう。

 

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