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がんゲノム医療 遺伝子検査効果…患者の1割
2019/12/13
がん細胞の遺伝子100種類以上を一括して調べるがんゲノム医療の「パネル検査」で、公的な医療保険が適用された今年6月以降の5か月間に検査を受けた患者の少なくとも1割が効果的な治療薬にたどりついたとする調査結果を厚生労働省が発表しました。
パネル検査は、がんに関連する遺伝子の変異を調べ、適した薬を探すもの。調査は11月、がんゲノム医療を行う中核拠点病院など全国167病院に実施し、134病院が回答した。
その結果、この期間に検査を受けた62病院計805人のうち、88人に治療薬が見つかった。検査を受けた患者の中には、10月末までに結果が判明していない人や治療方針を検討中の人がおり、調査後に人数が増えた可能性もあります。
パネル検査に保険が利くのは、標準治療で効果がなかった人などに限らています。
(引用URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20191210-OYTET50019/?catname=news-kaisetsu_news)