”ディズニー”をきっかけに自閉症と向き合う男性のドキュメンタリー

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”ディズニー”をきっかけに自閉症と向き合う男性のドキュメンタリー
2019/07/28

「アラジン」など、近年ディズニー映画がますます人気を博しています。そんな中、「障害」と「ディズニー」との大切な関わりを描いた映画があるのをご存知でしょうか。あらすじをご紹介いたします。

 

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主人公のオーウェンは、サスカインド家の次男。父のロンは、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記者。母のコーネリアもかつては記者でした。2歳年上の兄ウォルトとオーウェンは仲が良く、いつも一緒にディズニーのアニメ映画を見ていました。

 

オーウェンは2歳の時、突然、言葉を失います。専門病院の医師は、「広汎性発達障害」だと診断し、「自閉症」という言葉も添えられ、「二度と言葉が戻らず、しゃべらない場合も」あると説明された両親は、失意の日々を送っていました。

 

ある日、家族でディズニーのアニメ映画を鑑賞していた時、オーウェンが発した言葉が、彼が飽きることなく繰り返し見ていた『リトル・マーメイド』のセリフだと、コーネリアが気づきます。

 

それを手掛かりに、ロンが物語の役になりきってオーウェンに話しかけてみると、彼が言葉を返してきたのです。そこから、家族はオーウェンを取り戻すため、ディズニーの物語をあらゆる方法で活用し、彼の心に語りかけていきます。そして、オーウェンは少しずつ、自身を言葉で表現していく楽しさに目覚めていきます。

 

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監督のロジャー・ロス・ウィリアムズは、この映画の制作の過程で自閉症への考え方が変わり、そうした特性を相違点だと思うようになったといいます。ただ障害と捉えるのは、可能性を潰してしまうこと。オーウェン自身も、「自閉症の人は、他人との関わりを嫌うと思われるが、間違いです」と、フランスでの講演で強調しています。「自閉症の人も、みんなが望んでいることを望んでいる」と、当たり前のことを、彼はシンプルに伝えています。

 

注目していただきたいのは、著作権に厳しいディズニーが本作品で素材として使われることを特別に許可している点でしょう。

 

この夏は、おひとりで、そしてご家族や友人とともに、感動する作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

(参考URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190724-OYTET50009/?catname=column_ogawa-yoko

 

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