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福祉用具と聞くと、介護用ベッドや車椅子を思い浮かべる方が多いと思いますが、実は、「杖」や「シャワーチェア」も福祉用具に当てはまることをご存知でしょうか?
毎日の暮らしを過ごしやすくしてくれる、さまざまな福祉用具をご紹介します。
<日常生活で役立つ福祉用具>
・歩行補助杖
歩行補助杖 とは、一本杖やいわゆる「松葉杖」を含む、体を支えるための棒状の福祉用具のことです。持ち手が横になったL字型のものや、わき当てが付いたクラッチタイプのもの、さらには複数の脚で支える多脚杖など種類はさまざまです。
・シャワーチェア
シャワーを浴びたり洗体洗髪の際に座る椅子でキャスターのないものを言う。 座面の形状、高さ、材質などはさまざまであるが、座面の中央部にくぼみを設けたり座面が便座型の製品もある。 材質は錆びにくく軽いアルミ製がほとんどです。中にはステンレス製もあります。
・入浴補助用具
お年寄りや障害を持たれた方が浴室での立上りや浴槽へ入る動作の時に使う、手すりやバスボード、浴槽内いすなどを入浴補助用具といっています。 水回りで使う製品ですのですべらない工夫やゆげの中でも見える色などさまざまな工夫がされております。
・靴
高齢者向けの靴には、軽量で滑りにくい靴底設計がされた靴、つまずきを軽減するもの、外反母趾の方向けに締め付け緩和がなされたもの、リュウマチやむくみに悩む方向けのソフト素材・甲の締め付けを調整ができるもの、靴の着脱が困難な方向けに開口部が広くなる・かかとに取っ手をつける等の工夫がなされたもの、など、さまざまな製品があります。
上記以外にも歩行器、立ち上がり座椅子、ポータブルトイレなども福祉用具に当てはまります。
(参考URL:https://www.fukushiyogu.or.jp/yougunohi/dona.html、http://www.kaigo-town.jp/katei/yogu_03_2.html)
「もう少しこんな器具があったら過ごしやすいのに・・・」と感じたら、医師や看護師、理学療法士などの機能訓練士、福祉用具専門相談員などに気軽に相談してみましょう。
本年も皆さまが健やかな一年をお過ごしになるよう、スタッフ一同心よりお祈り申し上げます。