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入れ歯はどうして合わないの?
2019/06/10
歯を失ってかみ合わせに障害があれば、ブリッジか入れ歯、あるいはインプラントの治療が必要になります。インプラントが盛んに宣伝されていますが、高額な自費治療なので、中高年でも入れているのは2~4%程度でそれほど多くはありません。一方、入れ歯は70歳前後になると半数近く、80歳を超えると8割の方の口に入っています。多くの人にとって入れ歯は“人生後半の友”です。
ところが、「かめない」「外れる」「痛い」「しゃべりにくい」と不満の声があふれています。最近、部分入れ歯を作った同僚は「痛いから」と言って使っていません。総入れ歯になると、ガタついてちゃんとしゃべれないから、人前に出にくいという話も聞きます。もちろん快適に入れ歯を使っている方も大勢いると思いますが、不満の声も多い入れ歯。どうして入れ歯を快適に使えないのでしょうか?
<入れ歯が合わない原因>
1、短期間の通院で済ましてしまっている。
(入れ歯づくりは、長期間の調整が必要)
2、入れ歯の設計が歯科技工士に丸投げになっている
3、歯型がしっかり取れていない
入れ歯が合いにくい原因として、上記3点が挙げられます。
2~3回の通院ではなく、入れ歯の調整には最低でも5回以上の通院が必要です。また。歯科医と歯科技工士がしっかり連携しているかどうかも重要なポイントです。
入れ歯に満足している方が全体のわずか45%とも言われています。入れ歯を考えている方や今使用しているが違和感を感じる方は、お気軽に身近な医療従事者に相談してみましょう。
(参考URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190607-OYTET50009/?catname=column_shikairyo-watanabe)