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まさか「低栄養」?BMIをチェックしよう
2019/05/11
「普段より体重が減ってきた」、「風邪をひきやすい…」ということはありませんか?
もしかしたら、それは「低栄養」になっているかもしれません。こんな時代に「低栄養」だなんて…と思いがちですが、意外にも高齢者に広がっています。
<「低栄養」ってどんなもの?>
「低栄養」とは、エネルギーとたんぱく質が欠乏し、健康な体を維持するために必要な栄養素が足りない状態をいいます。
高齢になると、ものをうまく食べられなくなったり、消化機能が落ちたりすることで、栄養や水分を十分に摂れなくなることがあるため、低栄養に注意が必要なのです。
<「低栄養」になると、何が起こるの?>
・認知機能低下
・やる気がなくなる
・免疫力や体力の低下
・病気にかかりやすい
・筋肉量や筋力の低下
・骨量減少
・骨折の危険増
というようなリスクがあります。
<BMIによる低栄養のチェックを行おう>
体重の変化やBMI(体格指数)は、高齢者の栄養状態を評価する目安になります。
・BMIの計算方法
体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
指標として、18.5を下回ると低栄養のリスクがあると考えられ、25以上の数値は肥満傾向にあると考えられます。
普段のBMIを算出しておき、気になったら目安として計算しておくと体重の変化に気づきやすくなります。ご自身の標準体重を知っておき、小さな変化にも敏感になることがさまざまな疾患の予防につながることも。
ぜひ、ご自身の体重にも意識を向けてみましょう。
(参考・引用URL:https://www.meiji.co.jp/meiji-eiyoucare/knowledge/malnutrition/)