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本格的な夏がスタートし、もう既に夏バテを感じているいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は夏バテ危険度チェックをご紹介します。
下記10項目にいくつ当てはまるかチェックしてみましょう。
□ 1. ほとんど1日中エアコンの効いた部屋にいる
□ 2. 夏でもあまり汗をかかない
□ 3. 普段から運動不足だ
□ 4. 水代わりに糖分の多く含まれた清涼飲料水を飲む
□ 5. 欠食することが多い
□ 6. 毎日、間食をする
□ 7. 外食が多い
□ 8. 食生活は加工食品が中心だ
□ 9. 昼食はそうめんなどで軽くすますことが多い
□ 10. 疲れがたまりやすい
チェック結果 | |
チェックが4~6個 | 要注意 |
チェックが7個以上 | 危険! |
7個以上チェックが付いたら要注意。下記の普段の生活や食生活のポイントを参考にしてみましょう。
<体の冷えにも要注意>
サラリーマンは背広を着ていることもあり、強い冷房を要求しがちです。身体の冷えから血行不全、腰痛、肩こりなどを起こすことも少なくありません。
冷えからくるだるさには、入浴や適度な運動により血行をよくすることが効果的です。このような症状を防止するためにも外気温と室温との差は5℃ぐらいに留めておきましょう。
<ビタミンの摂取を心掛ける>
ビタミンは身体を調節するために大切な栄養素です。夏バテ防止に役立つビタミン類が多く含まれる食品を積極的に摂るようにしましょう。
■ビタミンB1
ビタミンB1は、糖質や脂肪が身体の中でエネルギーになるとき、いわば、潤滑油としてはたらきます。清涼飲料水1缶(350ml)には、約30gの砂糖が含まれているので、清涼飲料水を多く摂りがちな夏は、いつもより多くのビタミンB1が必要になります。
ただし、ビタミンB1には即効性はありません。つまり、疲れやすくなったりだるくなってからあわててビタミン剤やドリンク剤を飲んだり、食事に気を配ってもすぐには疲労回復効果が期待できません。
日頃から各栄養素をバランスよく摂るよう心がけましょう。また、ニンニク、ニラ、ネギなどは身体の中でビタミンB1の利用効率を高めますので、ビタミンB1の豊富な豚肉などと一緒に調理すると効果的です。
大豆、ごま、玄米、強化米、麦、のり、胚芽米、豚肉、牛乳、レバー
■ビタミンC
最近では、暑さだけではなく室内と屋外の温度差という新たなストレスも加わっています。そんなストレスに対する抵抗力の強い身体づくりにかかせないビタミンのひとつに、ビタミンCがあります。
ビタミンCはたんぱく質と一緒に摂ると、体細胞をつないでいるコラーゲンを作り、さらに免疫力も高めます。朝1杯のトマトジュースや柑橘類のジュースの習慣は、身体を目覚めさせるとともに、ストレスに負けない身体づくりにも効果的です。
●ビタミンCが多く含まれる食品
みかん、いちご、ブロッコリー、ほうれんそう、ピーマン、いも類、豆類、緑茶
<積極的な水分補給も必要>
炎天下を10分間歩くと100g程度の汗をかくといわれています。一般的に発汗中や発汗直後に強い渇きは感じません。したがって、のどの渇きを目安に水分を補給しても、失った水分量に比べ少量しか補給されません。
「水分を摂ると汗が出るから摂りたくない」という人がいますが、脱水症状を起こさないためにも、水分の積極的な補給が大切です。とくに、高齢者は体内の水分量が減っているので脱水症状を起こしやすく、注意が必要です。
(参考URL:https://www.genkiplaza.or.jp/column_health/column_health_015.html)
暑い夏も夏バテ知らずで、快適に健康的に過ごしたいものですね。体調の不調を感じたら訪問医や訪問看護師に気軽に相談してみましょう。