リサイクル手引き策定 環境省、おむつゴミ増加で

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リサイクル手引き策定 環境省、おむつゴミ増加で
2018/11/20

環境省は、自治体に対し、使用済み紙おむつのリサイクルを促すガイドラインを策定する方針を固めました。高齢化によりおむつゴミの量が増えているためです。おむつごみのリサイクルなど、活用しやすい、処理の方法がガイドラインとして示されていくことを期待します。

 

 ”環境省は来年度、自治体に対し、使用済み紙おむつのリサイクルを促すガイドライン(手引)を策定する方針を固めた。高齢化で大人用おむつの生産が過去最高を更新し、ごみの量が増えており、有効活用することで減量化に取り組む。
ガイドラインには、リサイクルに取り組んでいる先進自治体の例を参考に、処理や回収方法などが盛り込まれる見通し。現状では、おむつから固形燃料を作る技術や、パルプを取り出して建築資材に再利用する技術などがある。おむつメーカーやリサイクル技術を持つ企業、自治体などを集めて検討会を開いて策定する。
日本衛生材料工業連合会(東京)によると、2017年、大人用おむつの生産量は約78億枚と10年で約33億枚増えた。メーカーなどでつくるNIPPON紙おむつリサイクル推進協会などの推計では、ごみも07年の約84万トンから17年には約145万トンに増えている。
おむつごみは、ほとんどが一般ごみとして自治体によって処分されている。同省によると、特に高齢化が進む過疎地域の自治体では、一般ごみの2~3割をおむつが占めるようになっている。”

(引用:https://medical-tribune.co.jp/news/2018/1120517143/

 

60代では23.7%、70代では29.7%が排泄トラブルを抱えている、特別養護老人ホームのうち入所者におむつを着用させている施設は60%にのぼるといわれている、とのデータもあります。トイレで排泄できることが望ましいですが、高齢者にとっておむつは必要なものとなっています。
平均寿命が延びていたり、高齢化が進んでいることもあり、おむつの量は増えていくことが予想されます。おむつごみのリサイクルなど、処理の方法は検討する必要があります。活用しやすい、処理の方法がガイドラインとして示されていくことを期待します。

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