再生医療新事業に補助金 札幌市 最大1000万円、産業の柱に

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再生医療新事業に補助金 札幌市 最大1000万円、産業の柱に
2019/07/12

再生医療の進展に向けて、地方自治体から画期的な補助金が生まれ始めています。

 

札幌市は、再生医療の新事業創出に取り組む企業に対して最大1000万円を補助することを決め、公募を始めました。

 

札幌医科大と医療機器大手「ニプロ」が共同開発した脊髄損傷を治療する再生医療製品「ステミラック注」(販売名)が注目を集めたことを受け、再生医療に特化した支援を通じ、医療関連産業を札幌の新たな産業の柱にすることを目指しています。

 

対象は市内に本社がある企業と、道内の大学・研究機関と連携し、市内に事業や営業の活動拠点を置く市外企業です。再生医療分野における創薬や治療に使うバイオ技術などの研究開発にかかる経費を補助します。基礎研究や臨床試験など開発ステージは問わず、市内の中小企業にはかかった経費の3分の2、市内の大企業や市外企業には2分の1を支給します。

 

秋元克広市長は市内に大学や研究機関が多く、少子高齢化が進む中でも成長が見込まれることから、この分野に着目し、ニプロの「再生医療研究開発センター」(2016年完成)を道と共同で誘致するなどしてきました。今年4月の市長選では、先端医療研究を活用した企業の取り組みへの支援を公約に掲げ、関連費用を補正予算に盛り込んでいます。

 

(引用URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190712-OYTET50003/

 

地方都市の課題として人口減少が挙げられます。しかし、こういった地方自治体と企業の強力によって、再生医療の研究が進み、地方に住む方も増えていくことが考えられます。さまざまな課題を解決する再生医療研究に、今後もますます期待が寄せられそうですね。

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