飲んで記憶がない、こんな飲み方は脳にダメージ

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飲んで記憶がない、こんな飲み方は脳にダメージ
2019/07/04

夏はビールなどのアルコールが一段とおいしく感じられる季節です。しかし、飲み過ぎてしまい、「どうやって家に帰ったか覚えていない」「記憶がない」などの経験はないでしょうか。こういったお酒によって記憶をなくしてしまうことを「ブラックアウト」と呼びます。

ブラックアウトがなぜ起こるのか、その原因と予防策をご紹介します。

 

【ブラックアウトとは?】

「酩酊(めいてい)して、記憶が消えてしまう」状態のことを指し、お酒を飲んでいる間は普通に会話をしているケースも多いようです。しかし、酩酊しているため、どのような話をしたのか、どのように帰ったのか全く覚えていないことが多々あります。事件や事故にも繋がりやすいリスクがあります。

 

【ブラックアウトはなぜ起こるのか?】

記憶には3つの段階があります。「情報の入力(認知)」から始まり、脳に情報を定着させる「記憶の保持」、そして必要に応じて情報を引き出す「記憶の想起」です。

入力された情報に対しては、酔っぱらっていても、ある程度、正常な反応を示すことができます。とは言っても、 酩酊状態なので、気が大きくなっていたり、欲望に忠実になっていたりします。この時、アルコールが記憶に関連する脳の海馬に作用して、記憶の次の段階、「情報の保持」ができなくなってしまうのです。ですから、翌朝、思い出そうとしても、飲酒中の記憶がないということになるのです。

 

【ブラックアウトにならないための予防策は?】

ブラックアウトは、アルコール含有率の高いお酒を早いペースで飲むなどして、血中アルコール濃度が急激に上昇した時に起こりやすくなります。しばしばブラックアウトするような飲み方をしていると、脳にダメージが蓄積しますし、アルコール依存症のリスクも上がります。

 

本来、お酒は適量に飲み、職場や友人などの関係をより円滑にしてくれるものです。無理な飲み方をせず、節度を持ってお酒を楽しみたいものですね。

 

(参考・引用URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190619-OYTET50022/?catname=column_shigemori-kenjihttps://style.nikkei.com/article/DGXMZO34216060W8A810C1000000/

 

 

 

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