上手な転び方を身につけよう

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上手な転び方を身につけよう
2019/02/28

少しずつ暖かくなり、春らしさを感じるようになってきました。気候が穏やかになってきたため、これからの季節、室内や屋外のスポーツを始めやすい時期に入ります。

 

しかし、スポーツ中や散歩中に転倒してしまって手をつくと、柔らかい場所でも思わぬケガをすることがあります。

 

強い外力が加われば、骨折はどの部位に生じても不思議ではありません。典型的な症状は、「痛み」「腫れ」「変形」などです。しかし、外観上、腫れが少ないケースや、変形がないケースもあり、骨折に気づかないこともあるので注意が必要です。

 

けがを防ぐには「適切な転び方」が重要です。手を反らした状態で地面につき、自分の体重がかかってしまうと、手首や肘の周囲に骨折が生じる危険が高くなります。ここで上手な転び方をご紹介します。

 

<上手な転び方>

1、可能であれば、前や後ろに直接転倒しないように回転し、体の側面から転倒するようにする。

2、顎を引いて頭を守る。

3、転倒する時に手をつかない。手首が折れたり、手をついても頭を打つ可能性もある。

4、転倒した時のクッションにしたり、股関節を守ったりするために、腕は体の側面に置く、もしくは転倒時の軌道によっては、上腕で頭を守るために両腕を上げる

5、膝を曲げ、転倒に抗おうとしない。パラシュート部隊のトレーニングでやるように、転がり、体の力を少し抜いて、衝撃を吸収したり広げたりするために体重を利用する。

6、太もも、お尻、肩が地面につくようにする。膝頭は壊れやすいので、膝から転倒しないようにする。

 

転ぶ瞬間に上記を思い出して行動するのはなかなか難しいことですが、どれか1つでも覚えておくだけで大きなケガを避けられることもあります。

普段からの意識が大切ですので、ご家族で転倒しそうになったときにどうするのか、話し合っておくと良いでしょう。

 

(参考URL:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20190227-OYTET50006/2/?catname=column_oozekihttps://www.lifehacker.jp/2017/06/170622_how_to_fall.html

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